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この記事では以下のことについてお伝えしています。
- 小正月と大正月の読み方や、いつからいつまで
- 小正月と大正月の意味、行事の違い
- 小正月の早朝に食べる小豆粥の風習と由来
- 地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥 岩手県と宮城県の場合
- 小正月に食べる小豆粥のレシピ・作り方
- 小正月の行事 飾り物の餅花や繭玉
- 小正月の行事 どんど焼き
小正月と大正月の読み方や、いつからいつまで
「小正月と大正月の読み方 いつからいつまで」は次の通りです。
- 小正月の読み方
- 「こしょうがつ」と読みます。
- 小正月はいつからいつまで
- 一般的には1月15日になります。
厳密には14日の日没から15日までの間のことです。 - 地域によっては1月14~16日の3日間を、あるいは元日~15日の15日間のことを小正月とします。
- 一般的には1月15日になります。
- 大正月の読み方
- 「おおしょうがつ」と読みます。
- 大正月はいつからいつまで
- 元日(1月1日)または「元日~1月7日」となります。
実は小正月は古代日本のお正月になります。
古代の日本人は満月を縁起の良いものとしていました
そのため1ヶ月の始まりはその月の初めての満月の日でした。
そして1年の最初に満月となる日を正月として祝っていました。
6世紀ごろに中国から日本に伝わった旧暦(太陽太陰暦)は月の満ち欠けを基準に新月の日を月の始まりとしていました。
日本でも旧暦(太陽太陰暦)が使われると、新月である旧暦の1月1日がお正月になりました。
お正月としていた1年の最初の満月となる日が旧暦では1月15日になってしまったため、小正月と呼ぶようになります。
そして小正月に対して元日(1月1日)または「元日~1月7日」を大正月(おおしょうがつ)と呼ぶようになりました。
明治時代に旧暦から新暦(グレゴリオ暦・太陽暦)に改められましたが、1月15日をそのまま小正月と呼んでいます。
以上のように小正月と大正月の読み方はそれぞれ「こしょうがつ」「おおしょうがつ」大正月です。
小正月がいつと言えば、一般的には1月15日としている地域が多く、
大正月は元日(1月1日)または「元日~1月7日」になります。
小正月と大正月の意味、行事の違い
「小正月と大正月の意味、行事の違い」は以下の通りですが、その前に大正月。
- 小正月の意味
- 邪気払い。
- 五穀豊穣や無病息災、家内安全を願います。
- 年末年始で忙しかった女性をねぎらいます。
- 小正月の行事
- 小豆粥やぜんざいを食べる。
- 餅花または繭玉を飾る
- お正月飾りなどを焚く、どんど焼き(左義長)
- 大正月の意味
- 年神様(としがみさま)をお迎えして新年を祝います。
- 一年の安寧と無病息災を祈願します。
- 大正月の行事
- しめ飾りを飾る。
- 門松を飾る。
- 鏡餅をお供えする。
- おせち料理を食べる。
小正月の行事である「小豆粥を食べる。」「餅花または繭玉を飾る」「どんど焼き(左義長)」などは、その年の豊作を願って行われる前祝いの行事である「予祝儀礼(よしゅくぎれい)」の意味合いが強く見られます。
小豆粥を食べるのは、邪気を払い、無病息災や五穀豊穣を願います。
餅花または繭玉を飾るのは、五穀豊穣や養蚕の豊作を願います。
どんど焼きは、正月飾りを燃やして年神様を見送るとともに、五穀豊穣や無病息災などを願います。
それに対して大正月は元旦に新年の幸せを各家々にもたらすため高い山から降りてくる年神様(としがみさま)をお迎えして新年を祝う行事です。
「しめ飾りを飾る。」「門松を飾る。」「鏡餅をお供えする。」これらも年神様をお迎えし、おもてなしをするために行っている大正月の行事です。
「おせち料理」も神様をおもてなしする供物料理(くもつりょうり)で、祝箸と呼ばれる紅白の熨斗や寿の文字で飾られた箸袋に入った箸を使って食べることにより、神様と人々が共に食事をする「神人共食(しんじんきょうしょく)」により1年の恩恵を授かり、五穀豊穣を願います。
つまり「小正月の行事 大正月との違い」は、小正月は農耕と結びついた五穀豊穣の行事の意味合いが強いです。
それに対して大正月は歳徳神(としとくじん)とも呼ばれている年神様をお迎えする行事の意味合いが強いのです。
また小正月は「年末年始で忙しかった女性をねぎらいます。」ことから女正月とも呼ばれています。
小正月の早朝に食べる小豆粥の風習と由来
「小正月の早朝に食べる小豆粥の風習と由来」は次の通りです。
- 小正月の早朝に食べる小豆粥の風習
- 小正月の早朝に小豆粥を食べて、邪気を払い、無病息災、五穀豊穣を願う風習があった。
- 小正月の早朝に食べる小豆粥の由来
- 中国の古い風習が由来となっています。
ここで述べている中国の古い風習とは、「小豆のように赤い色をした食べ物は邪気を払う。」と中国では古くから考えられており、冬至に赤豆粥(小豆粥)を食べていました。
この風習が日本に伝わり、1月15日の小正月に一年の邪気の祓いと無病息災や五穀豊穣を願い、現在では日本各地で小豆粥を食べるようになりました。
この中国の中国の古い風習は、南朝梁時代(502年から557年)の年中行事や風俗を記録した「荊楚歳時記(けいそさいじき)」に記載されています。
荊楚歳時記に「冬至の日 日の影を量り 赤豆粥を作りて以て疫を禳う(はら-う)」とあります。
このように「赤色は太陽や火などを連想させることから、小豆のように赤い色をした食べ物は邪気を払う。」と考えられていました。
この中国の古い風習が日本に伝わり、平安時代には宮中行事となりました。
現在では日本各地で1月15日の早朝に小豆粥が食べられています。
実際、平安時代に小豆粥が食べられていたことが土佐日記や枕草子からも分かります。
紀貫之(き-の-つらゆき、平安時代(794年~1185年)前期から中期にかけての貴族・歌人)が書いた土佐日記に「十五日、今日小豆粥煮ず。口をしくなほ日のあしければゐざるほどにぞ今日廿日あまり經ぬる。」と小豆粥のことが書かれています。
清少納言(せいしょうなごん、平安時代中期の女流作家)が書いた枕草子に「十五日、節供参りすゑ、かゆの木ひきかくして、家の御達、女房などのうかがふを・・・」などと15日(小正月)に小豆粥を食べたことが書かれています。
土佐日記や枕草子からも分かるように(1月)十五日に小豆粥を食べていたことが分かりますね。
旧暦では新月が1日、15日が満月となり、1年の最初の満月が小正月である1月15日になります。
満月のことを望月と呼んでいたので、この日に食べる小豆粥を「望粥(もちがゆ)」と呼び、
また15日に食べることから「十五日粥(じゅうごにちがゆ)」とも呼ばれていました。
その他にも小豆粥の色から、「桜粥(さくらがゆ)」「紅調粥(うんじょうがゆ)」、
早朝に食べることから、「暁粥(あかつきがゆ)」の別名もあります
以上のように「小正月の早朝に食べる小豆粥の風習と由来」は「小豆のように赤い色をした食べ物は邪気を払う。」という中国の古い風習が由来で、小正月の早朝に小豆粥を食べて、邪気を払い、無病息災、五穀豊穣を願う風習があります。
地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥の風習 岩手県の場合
「地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥の風習 岩手県の場合」は次の通りです。
- 岩手県で小正月に食べる小豆粥
- 岩手県・遠野地方では、小豆粥に大根、ゴボウ、ニンジン、豆腐、コンニャク、セリ芋を入れて七草粥の日(1月7日)の他、小正月(1月15日)に食べる地域もあるようです。
- 岩手県の遠野地方

以上のように岩手県・遠野地方では、小豆粥に大根、ゴボウ、ニンジン、豆腐、コンニャク、セリ芋を入れて小正月(1月15日)に食べる地域もあるようです。
地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥の風習 宮城県の場合
「地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥の風習 宮城県の場合」は次の通りです。
- 宮城県で小正月に食べる小豆粥
- 宮城県の阿武隈丘陵を中心とした地域で食べられている。
- 焼いた餅を入れる場合が有る。
- 塩味にする場合と塩を入れない場合がある。
- あかつきがゆ(あかづき粥、暁粥、あずきがゆとも呼ぶ)と呼ばれている。
- 宮城県の阿武隈丘陵を中心とした地域

以上のように宮城県の阿武隈丘陵を中心とした地域では、小豆粥のことを「あかつきがゆ(あかづき粥、暁粥、あずきがゆとも呼ぶ)」と呼び、焼いた餅や塩を入れる場合があります。
小正月に食べる小豆粥のレシピ・作り方
「小正月に食べる小豆粥のレシピ・作り方」は次の通りです。
- 材料(4人分)
- 米、1合
- 水、1200cc
- 茹であずき缶(無糖)、160g
- 塩、少々
- レシピ・作り方
- 米を研いで鍋に入れ、分量の水を入れて30分ほど浸水させます。
- 鍋に蓋をして強火にかけます。
かき混ぜません。かき混ぜることにより粘りが出て味が落ちます。 - 沸騰したら蓋をずらし、弱火にして20ほど煮込み、茹であずき(160)gを入れ、さらに弱火で10~20分ほど煮込みます。
- 火を止めて蓋をし、10分間蒸らします。
- お好みで塩をふって完成です。
小正月の行事 飾り物の餅花や繭玉
「小正月の行事 飾り物の餅花や繭玉」は次の通りです。
- 餅花、繭玉とは
- 小正月に五穀豊穣や無病息災を願って、柳(やなぎ)や水木(みずき)、榎(えのき)などの枝に紅白の餅や上新粉などで作った団子を丸めて飾る正月飾りです。
餅花の由来や何時の時代から始まったのかは不明ですが、江戸時代には良く飾られていたようです。
小正月にお花のように見える餅花を飾ることから花正月とも呼ばれます。
枝に丸めて付けた餅や団子が稲穂のように垂れている見えることから1年の豊作を願い、
養蚕が盛んに行われていた関東甲信越地方では「今年も繭がたくさんとれますように」との縁起を担いで作られた餅花を「繭玉(まゆだま)」「めーだま」、または繭玉飾りと呼んでいます。

飾り物である餅花や繭玉を飾る場所は、決まりがないようですが、室内の人の集まる場所・居間の棚やテーブル、神棚や仏壇、その近くにも飾っても良いようです。
小正月が終わると、餅花・繭玉を焼いて食べます。
焼いて食べることにより、1年間風邪をひかない、無病息災で過ごせると言われています。
地域によっては「どんど焼き」で焼いたり、ひな祭りに「雛あられ」にして食べたりします。
各地域の餅花・繭玉の呼び名
「各地域の餅花・繭玉の呼び名」は次の通りです。
- 各地域の餅花の呼び名
- 岩手県・みずき団子
- 山形県・だんご木
- 福島県・団子さし
- 岐阜県飛騨地方・花餅(はなもち)
- 鹿児島県・めの餅
岩手県の「みずき団子」は、水木(みずき、地域によってはヌルデやヤナギの木)の枝に食紅で色づけされた色とりどりの団子を飾ります。
山形県のだんご木は、水木(みずき)の木の枝に紅白のだんごや縁起物を飾ります。
福島県の団子さしは、水木(みずき)の木の枝に米の粉で団子を作り縁起物とともに飾ります。
岐阜県飛騨地方の花餅は、木の枝に小さな紅白のお餅を彩りよく花のように巻き付けます。
鹿児島県・めの餅は、赤や白、黄色や緑に着色した餅を、榎木(えのき)の枝に刺して床の間などに飾ります。
以上のように「各地域の餅花・繭玉の呼び名」は「岩手県・みずき団子」「山形県・だんご木」「福島県・団子さし」「岐阜県飛騨地方・花餅(はなもち)」「鹿児島県・めの餅」となっています。
小正月の行事 どんど焼き
「小正月の行事 どんど焼き」は次の通りです。
- どんど焼きとは
- 1月15日の小正月に正月飾りなどの縁起物を燃やして年神様を見送り、五穀豊穣や無病息災などを願います。
どんど焼きとは、1月15日の小正月に神社や地域の広場などで、正月飾りである松飾りやしめ縄、書き初め、お守り、だるま、熨斗袋などを持ち寄って燃やして年神様を見送ります。

一年の無病息災や家内安全、五穀豊穣などを願う行事です。
地域によっては、どんど焼きの火で焼いたお餅やお団子を食べると健康に一年間過ごせる、といった言い伝えもあります。
各地域のどんど焼きの呼び名
どんど焼きは地域により以下のような呼び名があります。
- 地域の呼び名
- 近畿から北陸地方、左義長(さぎちょう)
- 東北地方、どんと焼き
- 長野県・山梨県、同祖神祭
- 静岡県、さいと焼き
- 関西地方、とんど焼き
- 九州、鬼火たき
以上のように「各地域のどんど焼きの呼び名」は「近畿から北陸地方、左義長(さぎちょう)」「東北地方、どんと焼き」「長野県・山梨県、同祖神祭」「静岡県、さいと焼き」「関西地方、とんど焼き」「九州、鬼火たき」です。
まとめ:小正月の意味と早朝に食べる小豆粥の風習 大正月との行事の違い
この記事では以下のことについてお伝えしました。- 小正月と大正月の読み方や、いつからいつまで
- 小正月(こしょうがつ)は一般的には1月15日。
- 大正月(おおしょうがつ)は元日(1月1日)または「元日~1月7日」。
- 小正月と大正月の意味、行事の違い
- 小正月は農耕と結びついた五穀豊穣の行事の意味合いが強い。
- 大正月は年神様をお迎えする行事の意味合いが強い。
- 小正月の早朝に食べる小豆粥の風習と由来
- 小正月の早朝に小豆粥を食べることにより、邪気を払い、無病息災、五穀豊穣を願う風習がある。
- 中国の古い風習である「小豆のように赤い色をした食べ物は邪気を払う。」が由来
- 地域ごとに違う小正月に食べる小豆粥 岩手県と宮城県の場合
- 岩手県・遠野地方では、小豆粥に大根、ゴボウ、ニンジン、豆腐、コンニャク、セリ芋を入れて小正月に食べられています。
- 宮城県の阿武隈丘陵を中心とした地域では、小豆粥のことを「あかつきがゆ(あかづき粥、暁粥、あずきがゆとも呼ぶ)」と呼び、焼いた餅や塩を入れる場合があります。
- 小正月に食べる小豆粥のレシピ・作り方
- 小正月の行事 飾り物の餅花や繭玉とは、小正月に五穀豊穣や無病息災を願って、柳(やなぎ)や水木(みずき)、榎(えのき)などの枝に紅白の餅や上新粉などで作った団子を丸めて飾る正月飾りです。
- 小正月の行事 どんど焼きとは、1月15日の小正月に正月飾りなどの縁起物を燃やして年神様を見送り、五穀豊穣や無病息災などを願います。

